【新型コロナ】横浜で3人死亡、3222人感染 新たなクラスター5件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は3日、70~80代の男女3人の死亡と、新たに10歳未満~100歳代の男女3222人の感染が確認されたと発表した。重症1人、中等症10人、軽症3199人、無症状10人で、2人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった3人のうち、神奈川区に住む70代の男女2人はクラスター(感染者集団)が発生した市内の特別養護老人ホームの入所者。女性は8月20日、男性は同29日に陽性が判明し、いずれも9月1日、新型コロナで亡くなった。

 このほか、市内に住む80代男性が亡くなったが、市は家族の同意が得られないとして詳細を公表していない。

 新規感染者の年代別は10歳未満が511人で最多。40代484人、50代454人、30代447人、20代426人、10代301人、60代244人、70代192人、80代117人、90代44人、100歳代2人の順だった。

 市内の新規クラスターは5件。高齢者施設4施設と戸塚区の病院で6~22人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

© 株式会社神奈川新聞社