山口茜が東京五輪金メダルの陳雨菲を破り決勝進出 ジャパンオープン2022女子単

バドミントンのジャパンオープン女子シングルス準決勝、陳雨菲と対戦する山口茜=9月3日、丸善インテックアリーナ大阪

 バドミントンのジャパンオープン2022の第5日は9月3日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、各種目の準決勝が行われた。女子シングルスは、世界選手権2連覇を達成した山口茜(福井県立勝山高校出身、再春館製薬所)が、世界ランキング4位で東京五輪金メダルの陳雨菲(ちんうひ、中国)と対戦。世界選手権の決勝戦に続き2ー1で勝ち、決勝進出を決めた。

 第1ゲームは15ー21で奪われたが、第2ゲームを21ー16で取り返し最終ゲームへ。第3ゲームでは互いに一歩も譲らない大接戦となり、24ー22で決勝に進んだ。決勝は4日行われ、韓国の安洗塋(アン・セヨン)―台湾の戴資穎(たいしえい)の勝者と対戦する。

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 ジャパン・オープンは山口が16歳だった2013年、全種目通じて日本勢として初優勝した大会。しかも大会史上最年少の16歳での快挙だった。また、2019年には6年ぶり2度目の優勝を果たしており、3度目の栄冠に期待がかかる。

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