広島県警の森内彰本部長が9月5日付けで離任するのを前に、記者会見を開きました。
【写真を見る】広島県警本部長が離任会見「特殊詐欺対策に注力」
去年3月に着任した森内本部長は、在任中に力を入れた1つに特殊詐欺の取り締まりを挙げました。
広島県内ではことしに入り1億円を超える特殊詐欺の被害が2件相次ぐなど、深刻な被害も発生しています。
一方で、銀行やコンビニなどと協力しATMで現金を振り込む高齢者に声をかけるなどして、実際の被害件数の倍以上を未然に阻止できているということです。
「未然防止は全国的に見ても広島県は高い水準で、県民の協力で成果があがっている、広島県で感銘をうけたことの1つです」(森内彰 広島県警本部長)