国内外の切手を集めたスタンプショウが広島市で開かれています。
【写真を見る】「郵便は歴史を語る証人」広島市で珍しい切手の展示会
地元の切手愛好家たちでつくる実行委員会が主催の「スタンプショウ広島」には切手や消印などおよそ6300点が展示されています。
こちらは広島市に住む人宛てに原爆投下後ほどなく送られたハガキや封書です。「戦災のため転居先不明」、「罹災戻(りさいもどし)」といった判が押され、宛先に届かなかったことを示しています。
ことし4月にウクライナで発行された切手です。
愛国スローガンの「ロシアの軍艦、くたばれ!」がテーマとなっています。
このほか、実際に送られてきた悪質な詐欺郵便も並び、注意を促しています。
「郵便は、日本においても海外においても、歴史を語る証人というような面もあります。ご来場頂ければと思っております」(スタンプショウ広島実行委員会 槙原晃二委員長)
「きれいな切手が見て楽しかった」(来場者)
スタンプショウ広島は入場無料、県立広島産業会館で4日午後3時まで開かれています。