ホルモンうどん対決 再戦のゴング 津山が佐用を迎撃、初日昼は互角

ホルモンうどんを提供する津山側の屋台

 ご当地グルメが共に「ホルモンうどん」の津山市と兵庫県佐用町の2店が人気を競う対決イベントが3日、同市山下の国史跡・津山城跡(鶴山公園)で始まり、多くの観光客らが味比べを楽しんでいる。4日まで。

 津山側は同市上河原の「お好み焼三枝」、佐用は同町佐用の「ふじ」が参加。3日の昼と夜、4日の昼(午前11時半~午後3時)の3部で計500食を販売する早さを競う。

 津山がたれを絡めて焼くのに対し、佐用は焼いた後にたれを付けるのが特徴。城内に両店が構えた屋台からは、たれやホルモンが焼ける香ばしい香りが広がり、誘われるように親子連れらが列をつくっていた。

 初日昼の部は3時間半で共に200食余りと互角の展開。家族で訪れた倉敷市大内の会社員男性(43)は「津山のは全体にたれがよく絡み、佐用はしょうゆの風味が感じられ、どちらもおいしかった」と満足そうだった。

 イベントは、交流を互いの地域活性化につなげようと企画。7月に同町で初戦があり、今回が2回戦目。初戦は三枝が勝利した。

 いずれも1食600円。参加には鶴山公園の入園料が必要。問い合わせは津山市観光協会(0868―22―3310)。

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