渡辺貞夫さんの演奏で子どもら合唱 記念公演前にリハーサル 宇都宮

コンサートに出演する子どもたちとリハーサルする渡辺貞夫さん(右)=3日午後2時45分、宇都宮市上田原町

 19日の宇都宮市文化会館開館40周年記念公演「渡辺貞夫(わたなべさだお)と子どもたち ~シェア ザ ワールド~こころつないで」を前に、総合リハーサルが3日、宇都宮市上田原町の田原コミュニティプラザで行われた。昨年、音楽生活70周年を迎えた同市出身のサックス奏者渡辺さんの演奏に合わせ、出演する子どもたちが真剣な表情で練習に臨んだ。

 この日は上三川少年少女合唱団の約40人や、渡辺さんが指導したリズムスクールから結成された青少年ブラジリアン・パーカッション・グループ「ESCOLA JAFRO(エスコーラジャフロ)」のメンバーらが参加した。

 子どもたちは初めて渡辺さんの演奏に合わせて合唱し、歌い出しのタイミングなどを確認した。渡辺さんは、声の大きさや表情などを優しくアドバイスした。

 同合唱団員の上三川中1年宇賀神陽香(うがじんはるか)さん(13)は「(渡辺さんの)生演奏は格好よく、一緒にやれてうれしい。本番に向けて練習を頑張りたい」と話した。

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