ひきこもり経験者語る 横浜でセミナーと相談会 10月以降も開催

 ひきこもり状態にある若者やその家族に対するセミナーと個別相談会が3日、鶴見中央地域ケアプラザ(横浜市鶴見区)で開かれた。若者の自立支援プラットフォーム「よこはま東部ユースプラザ」が主催し、同プラザの利用者が経験談を語ったほか、第三者機関への相談などを促した。

 同プラザは認定NPO法人「育て上げネット」が運営。市内在住の15~39歳とその家族を対象に相談を受け、ひきこもりの若者たちが安心して滞在できる居場所を鶴見区の拠点に用意するほか、地域の支援機関や商店街と連携し、社会とつながる機会を提供している。

 同プラザでは10月8日に戸部本町地域ケアプラザ(同市西区)、11月5日に中村地区センター(同市南区)、同12日に神奈川地区センター(同市神奈川区)、12月3日に不老町地域ケアプラザ(同市中区)でも同じ催しを予定している。問い合わせは、よこはま東部ユースプラザ電話045(642)7001。

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