米人気歌手、過去の自身のドキュメンタリーを後悔 メンタル問題や依存症を赤裸々告白

米人気歌手のデミ・ロヴァート(30)が、これまでに3本のドキュメンタリー映画を作ったことを後悔しているそうだ。デミは、2012年の「デミ・ロヴァート:ステイ・ストロング」、2017年の「デミ・ロヴァート:シンプリー・コンプリケーション」、2021年の「デミ・ロヴァート:ダンシング・ウィズ・ザ・デビル」の3作で自身のメンタルヘルス問題や依存症との闘いを明らかにしてきた。

しかしその姿に「本当にうんざり」し、自分にとって何が一番効果的かを「理解」するまで待っていればよかったと今は感じており、またすぐに私生活にカメラを入れるつもりはないそうだ。

一方、人生をファンと共有することは止めないだろうというデミは「私の物語はまだ終わっていないわ。本を書く頃には『オーケー、これが成長した私よ』と言えるようになりたい」とオルタナティヴ・プレスに語った。

9月、8枚目となるロック調の新作アルバム「Holy Fvck」をリリース。本当の自分を映し出しているそうで「人生の新しい章に入ったので、音楽にもそれを反映させたい」と話している。

最近、they/theirといった中立的な性別の代名詞を使用していた時期を経て、再び女性の代名詞に戻したデミ。「最も重要なことは、私はセクシュアリティや性自認にとても流動的な人間だから、そういった点で何かに身を固めないことがとても重要なの。今この瞬間の自分に忠実であることがとても大事。それは変化するものであり、変動するものなのよ」として、人々がかつての姿を続けていくことを自分に「強制」していると苛立ちを吐露した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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