バドミントンのジャパンオープン2022の第6日は9月4日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、各種目の決勝が行われた。女子シングルスは、山口茜(福井県立勝山高校出身、再春館製薬所)が韓国の安洗塋(アン・セヨン)を2-0で破り、世界選手権に続き、優勝を果たした。
8月の世界選手権準決勝では安洗塋にストレート勝ちを収めている山口。ジャパンオープン決勝の舞台でも、優位に試合を進め第1ゲームは21-9で先取。第2ゲームも21―15とストレートで下した。
⇒福井県勝山市で女王山口茜が育ったわけ
ジャパン・オープンは山口が16歳だった2013年、全種目通じて日本勢として初優勝した大会。しかも大会史上最年少の16歳での快挙だった。また、2019年には6年ぶり2度目の優勝を果たしており、今大会は3度目の栄冠。
男子シングルスは28歳の西本拳太(ジェイテクト)が周天成(台湾)に2―1で競り勝ち初優勝。混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)はデチャポン・プアバラヌクロ、サプシリー・タエラッタナチャイ組(タイ)に1―2で敗れた。