【新型コロナ】川崎で1人死亡895人感染 高齢者住宅でクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は4日、90代女性の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女895人の感染を新たに確認したと発表した。

 90代女性は、市内の病院に入院中に嘔吐(おうと)などがあり、検査した結果、8月25日に陽性が判明、新型コロナで同31日に亡くなった。

 新規感染者のうち、869人の感染経路が不明。症状別は中等症9人、軽症768人、無症状44人、調査中74人という。

 感染者の年代別は10歳未満が164人で最多。40代が136人、30代が132人、20代が125人、50代が106人、10代が82人、60代が58人、70代が52人、80代が28人、90代が12人の順だった。

 同市川崎区の高齢者賃貸住宅で入居者5人の感染が判明。陽性者数は計9人となり、市は新規クラスター(感染者集団)に認定した。

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