沖縄コロナ1146人 前週比半減 10万人当たり千人下回る(9月5日朝)

 沖縄県は4日、10歳未満から90代以上の1146人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週同日と比べると49.1%(1106人)減となり、県の宮里義久感染対策統括監は「全体的な減少傾向は維持している」と話した。
 【ひと目で分かる】新型コロナ最新情報
 県全体のコロナ専用の病床使用率は59%で、圏域別にみると、本島が68.3%、宮古が13.6%、八重山が13.3%となっている。重症者用の病床使用率は47.9%となっている。

 現在県が支援に入っている社会福祉施設は125施設。療養者数641人のうち高齢者施設は555人で、その中でも酸素投与中が37人いる。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は946.05人となり、千人を切るのは7月9日以来となった。

 (中村優希)【関連記事】
▼先島の保健所、台風で業務停止も(9月3日朝まとめ)
▼コロナ感染者も「避難可能」災害時の避難所で受け入れ準備 宿泊施設案内を想定する自治体も
▼感染者数の勢い弱まる 夏休み後の増加に警戒 県疫学・統計委
▼発生届限定、議論を継続 県、受診調整に混乱懸念 
▼療養中でも投票できます 各選管、郵便投票の利用呼び掛け
▼火葬待ち1週間超も 棺おけ並ぶ異常事態 コロナで逼迫 

© 株式会社琉球新報社