神奈川の企業業績「コロナでマイナス」67.9% 2月並みの水準に再び悪化 帝国データバンクの7月意識調査

  帝国データバンク横浜支店がまとめた神奈川県内企業の意識調査で、新型コロナウイルス感染症による自社業績への影響を「マイナスの影響がある」とした企業は67.9%だった。県内の感染者が急増し、流行「第6波」のピークだった2月(68.5%)並みの水準に再び悪化したとみられる。

 意識調査は同支店が景気動向調査に合わせて毎月行っているもので、今回は7月実施分を公表。「既にマイナスの影響がある」と「今後マイナスの影響がある」を合わせると、67.9%となった。6月は2月以降では最も低い58.7%だったが、7月は9.2ポイント増加した。

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