白石麻衣が論理的にリスクヘッジを考えるヒロインに 栁俊太郎、北村一輝も出演 「ゾン100」キャスト

2023年にNetflixで全世界独占配信される、麻生羽呂原作、高田康太郎作画の同名漫画の映画化作「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」に、白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝らが出演することが明らかになった。

白石麻衣が演じるのは、リスクヘッジを第一に考えて行動をする論理的人物で、アキラ(赤楚衛二)が食料を調達するために訪れたコンビニエンスストアで出会うことになる、ヒロインの三日月閑(シズカ)役。白石は、「主人公のアキラが、街がゾンビ化することで『会社に行かなくてもいい』という発想になるところにまずクスっとしてしまいました。シズカやケンチョという同じ目標を持った仲間とも出会えて、ゾンビ物なのにちょっとポップでコミカルな要素も含んだ青春作品だなとも感じました。ここまで本格的なアクションに挑戦したのは初めてだったのですが、シズカは、果敢に立ち向かっていくかっこいい女の子なので、私も自分に負けず、強い気持ちで挑戦するように心がけました」とコメントを寄せている。

栁俊太郎が演じるのは、アキラの親友ケンチョこと竜崎憲一朗役。栁は、「台本を読んだ感想としては、これは今までに見たことのないゾンビ映画になるなと思いました。個性的なゾンビ達をはじめ、この物語の東京の街など日本独特なゾンビの世界をこのNetflixで描いたらとても魅力的な作品になるだろうと感じていました。そしてケンチョという役に出逢えて本当に幸せでした。過去のトラウマを抱えながらゾンビの世界でそれを克服できるのかどうか、仲間に支えられながら男になっていく姿に心打たれました」と語っている。

北村一輝が演じるのは、アキラが働くブラック企業で過度な精神的負荷をかける典型的なパワハラ上司の小杉権蔵役。北村は、「ゾンビが溢れる世界になった時、『もう会社に行かなくていい!』という斬新な発想。自身の役所は、その会社で時代錯誤ともとれる、画にかいたようなハラスメント上司役でゾンビ以上に嫌な存在。自分も主人公と同じ状況になったら、同じような行動に出るかもですね」とコメントしている。

ほかに、市川由衣、川﨑麻世、早見あかり、筧美和子が出演する。

公開されたメイキング映像は、マンションで赤楚が大量のゾンビに追われるシーンからスタートする。コンビニエンスストアで警棒を使ったアクションを披露する白石や、某有名スーパーマーケットのキャラクターハットをかぶってはしゃぐ栁。そして3人がキャンプをしている楽しそうなシーンなどが切り取られている。

「ゾン100」は、街中にゾンビがあふれるという絶望的な状況を、ポジティブに生き生きとサバイブする主人公のアキラを描いたコメディホラー。「死んでいるように生きる」日々を過ごしていた、ブラック企業に勤める天道輝(アキラ)は、ゾンビであふれる街を見て、「もう、今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」と歓喜。「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化し、ゾンビからの攻撃をかわしながらひとつずつ実現していく。やがてアキラは、さらに大きな夢を求めて仲間と旅立つ。アキラを赤楚衛二が演じ、監督は石田雄介が務める。

【作品情報】
Netflix映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』
2023年、Netflixにて独占配信
©️麻生羽呂・高田康太郎・小学館/ROBOT

© 合同会社シングルライン