松坂桃李が真剣なまなざしでチェロを演奏 苦悩をのぞかせる表情も 「耳をすませば」場面写真

10月14日より劇場公開される、柊あおいの同名青春恋愛漫画を元にした実写映画「耳をすませば」から、イタリアでチェロ奏者として日々鍛錬に励む天沢聖司(松坂桃李)の姿を捉えた場面写真が公開された。

中学生時代に出会った月島雫と、離ればなれになってもお互いに夢を追いかけ、必ずまた会おうと約束した聖司。場面写真では、イタリアに渡って10年後も、変わらずチェロ奏者の夢に向かってひたむきに励む聖司の姿が収められている。イタリアでカルテットを組み、まっすぐかつ真剣にチェロと向き合うまなざしや、理想の演奏を追い求めるあまり音楽を楽しむ気持ちを忘れてしまった聖司が苦悩をのぞかせる表情が切り取られている。

チェロの演奏が作品の肝でもあると感じていたという松坂は、「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影を振り返っている。聖司を演じる上では「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、まっすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と明かしている。

「耳をすませば」は、柊あおいの青春恋愛漫画で、読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に思いを寄せていく姿を描いた作品。1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットを記録した。今回の実写映画では、漫画やアニメ映画で描かれた中学生の物語に加え、完全オリジナルストーリーによる10年後の物語が加わっている。大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李が演じ、平川雄一朗監督がメガホンを取る。

【作品情報】
耳をすませば
2022年10月14日公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

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