電車・バス均一運賃 220円へ 事業者が認可申請 広島市中心部では30円の値上げに

広島電鉄や広島バスなど7つの交通事業者は、広島市中心部で現在、190円の均一運賃について、旧市内のデルタ一帯に拡大したうえで220円に改定するため、国土交通省に認可申請したと発表しました。

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広島市中心部の均一運賃は現在、広電白島線を除き、電車・バスともに190円になっています。

発表によりますと、7つの交通事業者は、均一運賃を旧市内のデルタ一帯に拡大したうえで白島線を除き、電車・バスともに220円に改定します。中心部では30円の値上げとなります。

新型コロナの感染拡大による利用客の減少が続く中、今回の改定によって均一運賃のエリア内ではバス路線の収支の赤字が今年度は1億円程度、改善が見込まれるとしています。

白島線は、130円から160円に改定されます。

国に認可されれば、11月1日からの運賃改定を予定しているということです。

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