回転ずし大手のくら寿司は9月7日、にぎりずしなど一部メニューの基本価格を10月1日から5～55円値上げすると発表した。水産物の仕入れ価格上昇や物流費高騰が要因。値上げは1977年の創業以来初めて。
一方で、出来たてを売りにした220円の商品は165円に値下げすると明らかにした。東京で会見した田中邦彦社長は値下げの理由を「（消費者に）受け入れられる努力を見せるべきだ」と説明した。
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くら寿司は一部店舗を除いて一皿110円のすしの基本価格を、115円と165円に変更する。
田中社長は「急速で終わりの見えないコストの高騰に企業努力だけでは対応しきれない」と値上げの理由を説明した。
