新型コロナウイルスのオミクロン株に対応する新ワクチンの県内への配送が、19日以降に始まる。県によると、現時点では10月上旬までに米ファイザー製と米モデルナ製の計約220万9千回分の配送予定が示されている。県は近く市町村別の配分を示すとしている。
新ワクチンはオミクロン株の派生型BA・1と従来株由来の成分の2種類を含む「2価ワクチン」。従来品を上回る重症化予防効果や、オミクロン株に対する感染、発症予防効果が期待されている。
県によると、配送は今月19日の週から始まり、この週はファイザー製約74万4千回分、モデルナ製約7万4千回分が配送される。以降、今月26日の週と10月3日の週を合わせてファイザー製約206万2千回分、モデルナ製14万7千回分の配送予定が決まっている。