立民・横浜市議「マタハラ受けた」 党本部に調査申請 「出産間際で選挙応援できず、公認見送られた」

立憲民主党神奈川県連

 立憲民主党の大野知意横浜市議(港北区)が7日、市役所で会見し、地元の総支部長を務める中谷一馬氏(衆院比例南関東)らからマタニティーハラスメントなどを受けたとして、党本部に調査を申し立てたことを明らかにした。

 大野氏の説明によると、申し立ては5月。出産予定日を約1カ月後に控えた昨年7月、中谷氏から市長選の駅頭活動やビラ配布などを再三求められたが、体調を考慮して断ったという。

 今年4月には来春の統一地方選の党公認を巡り、総支部常任幹事会で「活動量が基準に達しない」ことなどを理由に公認申請が認められなかった。8月には県連からも公認見送りの連絡があったという。大野氏は「公認を求め続ける」と訴えた。

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