ヤンキースが30年連続の勝ち越し決定 ジャッジは4試合連発の55号

ダブルヘッダー第1試合【ツインズ4-5xヤンキース】延長12回タイブレーク@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは12回表に勝ち越しを許したものの、12回裏にアイザイア・カイナーファレファのタイムリーで同点とし、さらに二死1・3塁からオスワルド・カブレラのタイムリーでサヨナラ勝ち。5対4でツインズとのダブルヘッダー第1試合を制した。ヤンキース6番手のグレッグ・ワイサートが3勝目(0敗)をマーク。ツインズ7番手のトレバー・メギルはリードを守れず、3敗目(3勝)を喫した。

初回にホセ・ミランダの14号2ランで先制されたヤンキースは、4回表にギルベルト・セレスティーノにタイムリーを許して3点ビハインドの展開に。しかし、4回裏にアーロン・ジャッジが4試合連発となる55号ソロを放ち、6回裏にはグレイバー・トーレスの19号2ランで同点に追いついた。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、12回表にツインズがセレスティーノのタイムリーで勝ち越しに成功。その裏、ヤンキースはカイナーファレファとカブレラのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちを収めた。

ヤンキースはこの勝利が今季82勝目となり、レギュラーシーズン勝ち越しが決定。1993年から30年連続の勝ち越しとなった。また、ジャッジは55号ソロを放ち、右打者による球団シーズン記録を更新。チームの開幕136試合で55本塁打を放つのは、1999年のサミー・ソーサ、2001年のバリー・ボンズに続く史上3人目の快挙となった。現在シーズン66本塁打ペース。どこまで記録を伸ばせるか注目だ。

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