世界文化遺産 原城跡の「御城印」はいかが? 南島原

原城跡の「御城印」

 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つ、原城跡(南島原市南有馬町)と関連施設に観光客を呼び込もうと、市が今夏、制作した「御城印(ごじょういん)」が人気を集めている。
 御城印は城や城跡の見学の際にもらえる証し。市は島原半島一帯を治めた有馬家の家紋入り台紙を用意。原城跡で指定の案内看板を撮影し、同町にある市有馬キリシタン遺産記念館入館の際にスタッフに画像を見せると入手できる。
 原城跡は日本のキリシタン史を紹介する同館で学ぶと理解が深まるが、約2.3キロ離れているため二の足を踏む観光客も。御城印効果で担当者は「両方訪れる家族連れが増えた」と満足げ。数量限定のためお早めに。 


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