“レクサス店” に大型車 突っ込む事故続く 現地の国道2号で対策検討 広島

山崎 有貴 記者 9月1日
「レクサスの販売店です。大きなトラックが入口付近のガラスを突き破っています。あたりにはガラスが散乱しています」

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今月1日、広島市南区の国道2号を走っていた大型トラックが、対向車線を乗り越え、店舗に突っ込みました。

そのわずか2週間前には、国道をはさんだ別のレクサスの店舗にもトレーラーが突っ込む事故が起きました。

いずれの事故も未明の時間帯に発生しました。

坂本 可織 記者 8日
「先月、こちらの国道を走っていたトレーラーが、あちらの店舗に突っ込む事故がありました。そして、そのおよそ2週間後にも同じように大型トラックが、こちらの店舗に突っ込んだ事故があったということです」

事故が相次いだことを受け、8日朝、現場では警察や道路を管理する国の担当者、地域の人などが集まり、事故の再発防止に向けた現場の点検をしました。

現場は、広島市を東から西に走る片側3車線の広い国道で、現場付近の交差点はゆるやかなカーブになっています。

参加者
「信号のところがカーブになっているのが見えないんですよね」

話し合いでは、夜間でもカーブの危険を知らせるための発光式の標識や、速度を落として走行することを促す段差舗装が必要だという意見が出ました。

広島南警察 木村 喜仙 交通官
「大きな車が建物にぶつかるといういう非常に社会的な反響の大きな事故だったので、なるべくこういう事故が起こらないようにしたいと思います」

周辺で相次いだ事故…。警察は、8日に出た意見をもとに今後の対応策を考えることにしています。

ドライバーにはあらためて、「制限速度を守って、しっかり左右を確認して、走行してほしい」と呼びかけています。

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