平和にまつわる名所を巡る「ピースツーリズム」を話し合う会議で、来年5月のG7広島サミットに向けたアイデアも出されました。
広島市は5年前からピースツーリズムに力を入れ、懇談会で被爆者や通訳ガイドらが意見交換しています。
8日に開かれた今年度1回目の会議では、来年5月のG7広島サミット開催前後に若者や外国人に広島をアピールする企画の提案もありました。
広島大学平和センター ファン デル ドゥース 瑠璃 准教授「ボランティアで何かを説明したい おもてなししたいという人をどうやってつくっていくか それをピースツーリズムとつなげていくことが大事」
日本旅行業協会中四国事務局 橋村秀樹事務局長「たとえば環境保全と一緒に被爆施設を掃除する体験をするSDGs(持続的な開発目標)も絡んでくるのではないか」
広島市ではサミットに合わせて広島を訪れる海外の要人やメディア、観光客向けのツアーが予定されています。