FIAスレイエム会長が日本で続く世界戦開催に向けメッセージ「日本はモータースポーツ界において重要な国」

 9月9日、JAF日本自動車連盟は2022年9~11月に日本国内で開催される3つのFIA国際自動車連盟の四輪モータースポーツ開催に向け、FIA会長モハメド・ビン・スレイエム氏からのビデオメッセージをJAF公式YouTubeチャンネルで公開した。

 この秋日本では、いよいよ9月9日から富士スピードウェイでの走行が開始されたWEC世界耐久選手権富士6時間耐久レースを皮切りに、10月7~9日には鈴鹿サーキットでのF1日本GP、そして11月10~13日にはWRC世界ラリー選手権“ラリージャパン2022”という3つのFIA四輪モータースポーツ世界選手権の開催を控えている。

 国内でFIA世界選手権シリーズのレースが行われるのは、コロナ禍となる2019年以来3年ぶりということもあり、今回、2021年12月にFIA新会長に就任したスレイエム氏からビデオメッセージが届いた。内容は以下のとおりだ。

FIA会長モハメド・ビン・スレイエム

「親愛なる友人のみなさま。日本自動車連盟をはじめ日本のモータースポーツ界全体がパンデミックという困難を乗り越えるため、日々奮闘される姿に敬意を表したい」

「日本自動車連盟の坂口正芳会長のもと、自動車メーカー、クラブ、主催者、競技者、すべての関係者が一丸となり、この素晴らしい国でレースを復活させたことを嬉しく思う」

「日本は世界のモータースポーツ界において重要な国で、それは2022年にFIAの3つの世界選手権である富士6時間の世界耐久選手権と、F1日本グランプリ鈴鹿、そしてWRCラリージャパンを開催することからも明らかだ。これからのイベント、そして未来に向けて、みなさまの多幸を祈りたい」

日本での世界選手権開催に向けてビデオメッセージを届けるFIAのモハメド・ビン・スレイエム会長

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