長崎県内 100歳以上の長寿者 過去最多1877人

 老人福祉法に基づく「老人の日」(9月15日)を前に長崎県は9日、県内の長寿者の状況を発表した。本年度中に100歳以上となる人(1日現在)は、前年同期比34人増の1877人(男173、女1704)で過去最多を更新。人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率は、本県は33.29%(全国平均28.53%)となり、全国で10番目に高かった。
 県内最高齢者は111歳の井手尾ミチさん(長崎市)、男性の最高齢は107歳(氏名・居住地非公表)。最高齢夫婦は森田滿さん(103歳10カ月)、ハツノさん(101歳6カ月)で2人合わせて205歳になる。年齢はいずれも9月15日現在。
 市町別の高齢化率は、小値賀が50.96%で最も高く、▽新上五島42.64%▽平戸41.15%▽五島40.93%▽南島原40.55%-と続く。低いのは▽大村25.37%、▽時津26.91%▽長与27.62%▽佐々28.24%▽諫早30.58%-など。

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