宮崎県教委対策講じるが…教員志願者減少脱せず

 本県公立学校の教員採用試験の倍率低下に歯止めがかからない。2023年度採用は過去最低の3.1倍(1次試験)で、12年度(14.2倍)の4分の1以下に低下。県教委は「教育の質の低下につながりかねない」と危機感を募らせ、なり手確保に力を注ぐ。教員からは長時間労働が常態化する学校現場の働き方改革を進め、「ブラック職場のイメージを払拭することが重要」との声が上がる。

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