スウィング甲子園 岡山東商高V 県内中高12団体が迫力ステージ

迫力あるステージを繰り広げる生徒たち

 岡山県内の中高校の吹奏楽部がパフォーマンスを競う「おかやまスウィング甲子園」(実行委主催)の第7回大会が10日、倉敷市本町の市民会館で開かれた。新型コロナウイルス禍で3年ぶりに熱気あふれるステージが繰り広げられ、岡山東商業高が2019年以来2度目の優勝を果たした。

 岡山、倉敷、津山市などから合同チームを含む13校12団体が出場。10分以内で課題曲と自由曲を奏で、技術や連帯感といった点を関係者が審査した。

 生徒らはタキシード風などそれぞれに工夫した衣装を身に着けて登場し、時にダンスを織り交ぜながら力いっぱいの演奏を披露した。聴衆もリズムに乗って大きな手拍子を送り、盛り上がった。

 出場した倉敷市立新田中3年女子(14)は「皆さんの応援に感動した」と笑顔だった。

 大会は企業経営者らでつくる実行委が企画。今回は山陽新聞社や中国銀行などのクラウドファンディングサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用し、聴衆のマスク着用など感染対策を講じて催した。

 準優勝と各部門賞は次の通り。

 準優勝 翠松高▽パフォーマンス部門 倉敷市立水島中▽音楽部門 県立天城中・高▽指揮者部門 青陵高

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