今夏移籍しそうで結局しなかった大物5名

今夏も多くのビッグディールが成立したヨーロッパサッカー。

そこで今回は噂がありながら残留した5人の選手たちを見ていきたい。

クリスティアーノ・ロナウド

所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

今夏の移籍期間中に話題の中心だったクリスティアーノ・ロナウド。

CL通算140ゴールをマークしているスターだが、ユナイテッドは昨季のプレミアリーグで6位に終わり、今季のCL出場を逃したことで退団説が浮上。

迎えたプレシーズンにも合流せず、様々なビッグクラブとのコンタクトが次々と噂されていた。ただ、その年俸や年齢が懸念され、結局CL出場クラブとの契約には至らなかった。

ちなみにEL出場は2002年以来であり、当時の名称はUEFAカップだった。

フレンキー・デ・ヨング

所属クラブ:バルセロナ(スペイン)

財政難でありながら、大型補強に踏み切ったバルセロナ。その歪みは主力選手であるはずのデ・ヨングにものしかかっているようだ。

クラブからは減俸か退団を強制されたという物騒な噂まで報じられ、その移籍先にはプレミアリーグの複数クラブの名が挙がっていた。

特に恩師テンハフが率いるマンチェスター・ユナイテッドは獲得レースで優位に立っていると見られていたが、一転してカゼミロの電撃獲得に踏み切っている。

結局残留が決まったデ・ヨングだが、その扱いが気になるところだ。

ベルナルド・シウヴァ

所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)

昨夏にも移籍の噂があったシウヴァ。

一転して残留した昨季はプレミア優勝に貢献し、自身がシティにとって重要な選手であることを証明したシーズンとなった。

ただ今夏には再び去就に関する報道が加熱。バルセロナが大きな関心を寄せており、本人が移籍を望んでいるとも報じられていた。

ただシティ側の要求する条件を財政難の真っ只中にあるバルサが満たすことができなかったこともあって、結果的に取引は消滅したようだ。

ハリー・ケイン

所属クラブ:トッテナム(イングランド)

トッテナムのエースストライカー、ケイン。昨夏にはシティへの移籍がほぼ決まりかけていたが、最終的には実現しなかった。

すると今夏にはレヴァンドフスキを失ったバイエルン移籍説が急浮上。CEOであるオリバー・カーン自身も獲得に乗り気な様子を見せていた。

ただ現実的な話は特になかったようで、今回の市場では結局何も起こらなかった。

ただバイエルンは来夏の獲得に照準を合わせたとも伝えられており、まだまだその動向から目が離せない。

ネイマール

所属クラブ:PSG(フランス)

PSGのプレシーズンで来日したネイマールも今夏に移籍の噂があったビッグネームの一人である。

これまで絶対的な存在だったスターだが、クラブはキリアン・エムバペとの契約延長に成功した代償として両者の関係を悪化させてしまったようだ。

実際に二人はリーグ開幕後に試合中のPKキッカーを巡って争いを起こしている。それもあってかクラブはネイマールの放出に前向きだったようだが、本人は残留を希望。

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エムバペとの不仲説は未だ絶えないが、ピッチで結果を残して払拭したいところだ。

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