【小山】市土曜マラソン大会の「400回記念大会」が10日、大行寺の白鴎大グラウンドで開かれ、約80人が心地よい汗を流した。
マラソン大会は2004年に開始。ランニングを通して地域交流の場を提供しようと、同大陸上競技部の竹島克己(たけしまかつみ)総監督が発案し、学生がボランティアで運営している。
この日の記念大会は、1周500メートルのコースを1~5キロ走る内容。100回大会から定期的に参加しているスポーツジャーナリスト増田明美(ますだあけみ)さん(58)がゲストとして登場し、参加者と共に走った。
増田さんは「地域に根付き、これだけ継続できる大会は見たことがない。スポーツの素晴らしさを実感します」、竹島総監督は「スポーツ振興のきっかけになればと思って大会を始めた。今後も楽しんでいただき、そこからチャンピオンを目指す人が育つことを願っている」と話していた。