名門マルセイユ、“シンプルで美しい”2022-23新ユニフォームまとめ

フランス1部マルセイユとキットサプライヤーのPumaは8日、2022-23シーズンのサードユニフォームを発表した。

ここでは、ご紹介が遅れていた新ホーム、アウェイ両ユニフォームと併せてお届けしたい。

Mraseille 2022-23 Puma Home

22-23新ホームユニフォームは、近年のキットデザインとは少々異なる雰囲気のデザインが登場。Vネックを採用し、伝統のホワイトを基調にダークブルーの差し色を組み合せる。薄っすらと姿を見せるシャドーストライプもお洒落なデザイン。背面首元にはおなじみのマルセイユ十字を配する。

パンツとソックスもホワイトを基調とし、今回は全体的にレトロな雰囲気が漂うキットに仕上げてきた。

この新ホームキットは、60年代後半から70年代前半にかけて活躍したチームへ敬意を表した一着。68-69シーズンのカップ戦優勝、70-71シーズンのリーグ優勝、そして71-72シーズンのダブル達成(リーグ戦とカップ戦の優勝)。そんな黄金時代のキットデザインをモチーフとしている。

Mraseille 2022-23 Puma Away

22-23新アウェイユニフォームは、ダークブルー(色名はパリジャンナイト)を基調にスカイブルーを組み合せる。3Dグラフィックのようなデザインはホームスタジアム「スタッド・ヴェロドローム(オレンジ・ヴェロドローム)」を描いたものだという。

パンツとソックスもパリジャンナイトを基調色としたデザイン。ソックスのオレンジは、スタジアムの命名権を持つフランスの通信会社「Orange」のコーポレートカラーでもある。

Mraseille 2022-23 Puma Third

22-23新サードユニフォームは実に美しいデザインが登場。濃淡ブルーで彩り、エンブレムを中心にマルセイユ十字を描く。キットデザインにたびたび起用されるこの十字は、ホームタウンであるマルセイユ市の旗・紋章に描かれている。

背面首元には“NOTRE VILLE, NOTRE CLUB(私たちの街、私たちのクラブ)”をレタリング。パンツとソックスもシャツと同じブルーで彩る。美しくも爽やかな新サードは港町のチームらしく海を思わせるデザインだ。

新サードキットはチャンピオンズリーグ第1節のトッテナム・ホットスパー戦でお披露目となったが、試合は2-0で敗れている。

© 株式会社ファッションニュース通信社