南足柄市の子育て支援拠点、利用者15倍 人気急増の理由

当初の2倍以上の想定で利用者が急増している子育て支援拠点施設「にこっと」=南足柄市関本(同市提供)

 今年4月に大雄山線大雄山駅前にオープンした南足柄市の子育て支援拠点施設「にこっと」の利用者数が前身施設から15倍に急増するなど好調だ。駅前の商業施設内で利便性も高いことから子どもたちの遊び場として人気が集まり、同市はさらに遊び場スペースの充実を図る方針だ。

 にこっとは母子健康手帳の発行などの行政窓口や育児相談窓口、乳幼児健診など幅広い子育て支援を集約化。滑り台などの遊具がそろったプレイルームやイベント開催できるフリースペースなど約2千平方メートルを商業施設「ヴェルミ2」3階に整備した。

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