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【小山】稲作を通して農業を学ぶ「田んぼの学校」に取り組む穂積小は12日、同校南側の田んぼで稲刈り体験を行った。
3年ぶりに全校児童計約100人が参加した。農業、高橋芳雄(たかはしよしお)さん(80)方の田んぼ約800平方メートルで5月に田植えをし、5年生が田んぼの世話をした。
この日は地元の農業団体や自治体などで構成された実行委員会に指導を受け、児童は1束を持ちながら、根元を丁寧に鎌で刈り取った。初めは束を刈ることに苦戦したが、徐々に慣れた手つきで収穫した。約1時間で体験は終了し、その後5年生は稲を天日干しするはぜ掛けを行った。
5年小野寺陽大(おのでらようた)君(10)は「鎌を使って稲刈りをするのは難しかったが、力強く刈ることが出来た」と笑顔を見せた。
収穫した米は約2週間干して、児童1人約3合配布するという。
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