西九州新幹線開業を記念し、島原鉄道(長崎県島原市)は、「レール文鎮・硬券セット」2種類と「駅名標型カレンダースタンド」を開業日の23日に発売する。10月14日の鉄道開業150年に合わせ、各150セット・台限定。同社オンラインショップで予約を受け付けている。
島鉄担当者は「今月は新幹線が開業し、10月には鉄道が初めて走った日から150年を迎える。企画を通して、二つの記念日を盛り上げたい」とPRする。
レール文鎮・硬券セットは、1メートル当たり重量60キロの新幹線向け「60kgレール」(幅145ミリ、高さ174ミリ、重さ約600グラム)と、同重量50キロの在来線向け「50kgNレール」(幅126ミリ、高さ149ミリ、重さ約500グラム)が各1本、硬券8枚が入っている。
2種類のレールは、本物を厚さ10ミリに切断して製作。60kgレールは未使用レール、50kgNレールは島鉄で採用しているレールで作った。
硬券は島原船津、島原、多比良、本諫早の4有人駅発の切符で、行き先は全て諫早。日付は新幹線開業日の「9月23日」。4枚は改札鋏(はさみ)入りで、駅ごとに異なる鋏の形が特徴だ。木箱入り1万5千円、100セット。額入り木箱付きは2万2千円、50セット。
駅名標型カレンダースタンドは、実物の7分の1の大きさ。ステンレス製で、高さ21.4センチ。9月から来年12月までの16カ月分のカレンダー台紙付き。台紙の各裏面に駅名標がデザインされ、ミニチュアとしても楽しめる。9千円、150台限定。通年販売のアクリル製は3千円。
諫早、島原両駅とインターネットのオンラインショップ「しまてつショップ」で販売する。問い合わせは島鉄(電0957.62.2231)。