クーリングオフ制度に関する記載の無い契約書を交付したとして、新潟市東区在住で寝具販売業の男性を逮捕

新潟中央警察署

新潟中央警察署と生活保安課は13日7時5分、新潟市東区秋葉通在住で寝具販売業の男性(63歳)を特定商取引に関する法律違反(不備書面の交付)の疑いで逮捕した。

容疑者の男性は寝具の訪問販売などを行う業者。容疑は、2022年5月中旬から同年6月中旬までの間2回にわたり、新潟市中央区在住の80歳代の女性と、新発田市在住の90歳代の女性に絨毯クリーニングなどの契約を締結した際、法令で定められているクーリングオフ制度に関する記載がされていない書面を交付したもの。

前述の中央区在住の80歳代の女性が、契約書を巡る男性とのトラブルを新潟中央署に相談したことから、事件が発覚し逮捕に至った。新潟中央署が捜査を進める中で、同じく前述の新発田市在住の90歳代女性も6月中旬ごろに同様の被害に遭っていたことが発覚した。

新潟中央署の取り調べに対し男性は「契約書は交付したが、クーリングオフの記載はある」と容疑を一部否認している。経緯や余罪などは現在捜査中。

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