「移動式子ども食堂」で子育て支援 横浜で京急とNPOが実証実験 今月からスタート

別の地域で行った、キッチンカーによる子ども食堂の様子(京急電鉄提供)

 京浜急行電鉄(横浜市西区)とNPO法人「あいだ」(埼玉県熊谷市)は今月から3回にわたり、横浜市金沢区能見台地区で「移動式子ども食堂」の実証実験を行う。

 2018年に京急と横浜市が結んだ連携協定をもとに実施した「富岡・能見台圏まちづくりワークショップ」で、住民から「子育てしやすいまち」を目指して出されたアイデアの一つ。

 京急は旧京急サービス事務所の跡地(能見台2の1の1)を提供し、移動式子ども食堂を手がける「あいだ」が2種類のキッチンカーを出店する。

 今月23日と12月3日は、肉料理店「お肉ファクトリー」がローストビーフ丼やハンバーグ弁当を、10月19日はイタリア料理の「OrigineOrto(オリジネオルト)」がマルゲリータなど各種ピザを販売。3日間とも、中学生以下の子どもと妊婦は無料で食べられる。

 いずれも午前11時~午後2時。他の地域では50~100食程度を用意してきたが、数はいまのところ未定という。

 問い合わせは、「あいだ」のホームページにある問い合わせフォームへ。

© 株式会社神奈川新聞社