ドジャースのポストシーズン進出が決定 地区優勝へマジック「1」

【ドジャース6-0ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

メジャーリーグ機構のミスでポストシーズン進出決定が取り消されたドジャースは、7回表に3点を先制し、9回表にはムーキー・ベッツがダメ押しの34号3ラン。ダイヤモンドバックスに6対0で勝利し、今度こそ10年連続のポストシーズン進出が決定した。ドジャース先発のタイラー・アンダーソンは7回5安打無失点の好投で15勝目(3敗)をマーク。ダイヤモンドバックス2番手のカイル・ネルソンは今季初黒星(2勝)を喫した。

デビュー戦で7回4安打無失点の快投を見せたダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは、デビュー2戦目も6回2安打無失点と見事なピッチングを披露。ドジャースの強力打線に得点を与えなかった。しかし、ドジャースは2番手のカイル・ネルソンから7回表に無死満塁の大チャンスを作り、3番手のケビン・ギンケルからトレイス・トンプソンが犠飛、コディ・ベリンジャーが2点タイムリー二塁打を放って3点を先制。9回表にはベッツがキャリアハイをさらに更新する34号3ランを放ち、終わってみれば6対0の快勝となった。

ドジャースはこれで10年連続のポストシーズン進出が決定。ブレーブスの14年連続、ヤンキースの13年連続に次ぐメジャー史上3番目の記録となっている。また、レギュラーシーズン140試合目を終えた時点で得失点差が驚異の+316。これは1939年ヤンキースの+393、1927年ヤンキースの+342、1902年パイレーツの+323に次ぐメジャー史上4番目の大記録である。

なお、地区優勝へのマジックナンバーは「1」となり、明日ドジャースが勝つか、パドレスが負ければ、2年ぶりの地区優勝が決定する。

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