【新型コロナ】川崎で3人死亡、1323人感染 うち中等症14人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は14日、市内の女性3人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女1323人の感染が新たに確認されたと発表した。感染者の症状別の内訳は、中等症が14人、軽症が1163人、無症状が58人で、調査中が88人。

 市によると、麻生区の90代女性は市内の病院に入院中に発熱し、1日に感染が判明。10日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種という。

 川崎区の80代女性は6日に別の疾患で入院する際に検査を受け、感染が判明。11日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチン接種の有無は不明という。

 中原区の90代女性は市内の病院に入院中に発熱などを訴え、9日に感染が判明。12日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンを2回接種していたという。

 感染者の年代別の内訳は、10歳未満が270人、30代が220人、40代が213人、20代が163人、10代が161人、50代が151人、60代が62人、70代が45人、80代が28人、90代が10人。1291人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は32人で、このうち家庭内感染は27人。

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