合宿テーマに語り合う 妙高でトークセッション 青学大・原監督と市長、知事

 青山学院大陸上競技部の原晋監督と花角英世知事、入村明妙高市長のトークセッションが13日、同市の赤倉観光ホテルで行われた。交流人口拡大に向けた合宿をテーマに語り合った。

妙高市が主催したトークセッション

 青学大は2004年から、妙高市杉野沢を拠点に夏合宿を行っている。駅伝の練習環境や地域のサポート体制により、合宿地に選び続けている。
 トークセッションで原監督は妙高について「年間を通じてスポーツ、文化合宿ができる」と語り、食や温泉も魅力に挙げた。入村市長は「時期を変えて受け入れる取り組みに手を着けている」と述べた。
 花角知事は合宿誘致に関し、「経済効果だけでない効果、価値がある。しっかり取り組んでいきたい」と述べた。
 今年1月の箱根駅伝で青学大は、妙高市のロゴ入りユニホームで走り、2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。トークセッションでは、山上り区間に似ている笹ケ峰高原での記録会の可能性も話題に。原監督は「妙高から箱根が始まる」とキャッチコピーを付けていた。

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