ファジ、連勝4でストップ 徳島に0―1、順位に変動なし

後半、ファジアーノ岡山の永井龍(38)らが相手ゴールに迫るが守備陣に阻まれる=鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第36節(14日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムほか=11試合)前節3位のファジアーノ岡山はアウェーで同11位の徳島に0―1で敗れ、クラブ初の5連勝はならなかった。勝ち点63(17勝12分け7敗)で順位に変動はなく、2位とは勝ち点5差のまま。

 首位の新潟は甲府に2―1で勝ち、勝ち点71とした。2位横浜FCは山形に0―2で敗れ、同68のままで3差がついた。

徳島1―0岡山

前半0―0

後半1―0

徳島 10勝21分け5敗(51)

岡山 17勝12分け7敗(63)

 【評】ファジアーノ岡山は攻守にちぐはぐな戦いぶりで敗れ、連勝が4でストップした。後半8分、相手への寄せが甘くなった左サイドからクロスを許すと、ゴール前での競り合いで後手を踏み失点。攻撃も単調でバイスのロングパスや徳元のロングスローが多く、厚みを欠いた。追う展開で不用意なミスや反則が増え、反撃のきっかけをつかめなかった。

 徳島はこぼれ球への出足が鋭く主導権を握り続けた。

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