コシナ、フルサイズミラーレスカメラ対応レンズ「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」発売。ニコン Zマウント採用

株式会社コシナは、ニコン Zマウントを採用したフルサイズ(ニコン FXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の交換レンズ「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」を2022年10月に発売する。希望小売価格は税込115,500円。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Zマウントは、6群8枚構成のうち2枚に両面非球面レンズを採用し、コンパクトなサイズながらフルサイズの40mmレンズとして大口径F1.2を実現している。絞り開放から安心して使える光学性能と、なめらかで大きなボケ味が楽しめるという。

ニコン Zマウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化された光学系を実装。同レンズはフルサイズのイメージサークルを持ち、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレス機、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレス機の双方で使用可能。

レンズマウント部には電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現。電気通信対応のボディと最新ファームウェアの組み合わせによりEXIF情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキングによるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応している。

高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースを採用。滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現し、微妙なピント調整を可能にする。

絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、10枚構成の絞りを採用。アウトフォーカス部が自然な描写で、点光源なども多角形ではなく丸くやわらかなボケとなるという。40mmの画角はAPS-Cサイズのカメラでは60mmの相当することから、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)でもAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)でも標準レンズとして扱える。

レンズ構成図

仕様

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