「性病をうつされた」250万円だまし取った疑い 男(26)を再逮捕 広島

「性病をうつされた」などとうそを言い、知り合いの女性から治療費などの名目で250万円をだまし取ったとして、警察は26歳の男を再逮捕しました。

【写真】事件を管轄する安佐南警察署

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、広島・三原市本郷町に住む会社員の男(26)です。

警察によりますと、男は2020年5月、知り合いの女性(33)に対してSNSを利用して「性病をうつされたことで会社を休むことになり、勤務先の会社に損害が発生したので、治療費・慰謝料・会社の損害金を振り込んでほしい」などとうそを言い、女性から4回にわたって合計250万円をだまし取った疑いがもたれています。

調べに対して男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

去年8月に女性が警察に被害を届けたことで事件が発覚。

男は、これまでにも同じ女性に対する詐欺の疑いで逮捕されています。2020年6月には「ローンが組めなくなる」などとうそを言って、30万円をだまし取った疑い。(ことし5月逮捕・処分保留)

8月にはSNSを利用して、存在しない自分の義理の姉を装い、「子どもがいて、家計が苦しい」などと言い、8万円を(ことし6月逮捕・その後 起訴)、さらに義理の姉を装って22万円をだまし取ったとされています(ことし6月逮捕・その後 起訴)。

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