毎朝、誰でも継続できる!健康な体づくりのための簡単ストレッチ

(編集部より)朝時間.jpの「SDGsを考える月間」に合わせ、今回特別にSDGsテーマの記事をお届けいただきました。

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、起床後の朝時間に取り入れることができるSDGsアクション!

SDGsとは?

ここ数年でよく耳にするようになった“SDGs(Sustainable Development Goals)”という言葉。日本語では、「持続可能な開発目標」を意味し、国連加盟193ヵ国が2016~2030年までに達成するために掲げた、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことをいいます。

具体的には、環境問題や差別、貧困、人権問題などの課題を、世界中のみんなで解決していこうという17のゴールと169のターゲットから構成されており、企業だけでなく個人でも取り組むことができるものも多く含まれています。

例えば、ストレッチや運動・ヨガなど。これらによって、健康状態の改善・促進をすることは、「3.すべての人に健康と福祉を」に含まれるでしょう。

そこで、ご紹介したいのが運動習慣があまりない方でも、“持続的に”毎朝おこなうことができる簡単なストレッチ

朝、ストレッチすることで、寝ているあいだに凝り固まった筋肉を無理なくほぐすことができ、その結果、全身の血流がよくなって、体は生き生き代謝UP。脳の働きもよくなり、集中力UP。さらには、生活のリズムが整い、心身ともに健やかに1日を始めることにもつながります。

それでは早速、“持続可能”なストレッチを始めていきましょう!

持続可能! 体がゆるゆると目覚める、朝におすすめのストレッチ

今回おこなうストレッチでは、次のような効果が期待できます。

  • 肩・背中周辺の筋肉の緊張をほぐす
  • 全身の血流アップ
  • 内臓を刺激して、毒素の排出をサポート
  • 体側を伸ばすことで、呼吸を深める

1)足を肩幅より広く開いて立つ。両腕は頭上に伸ばし、手のひら同士を合わせる

※ 足の裏は、親指と人差し指のつけ根、薬指と小指のつけ根、かかとの3点をしっかりと床につけましょう。腰が反りすぎないように、尾骨をグーッと引き下げます。

2)【息を吐きながら】上体を右側に倒す

※ 上体が前やうしろに傾かないように、できるだけ真横に倒します。ひじは自然に伸ばしたまま、首・肩の力は抜きましょう。

3)【息を吸いながら】上体を起こしてきたら、【息を吐きながら】左側に倒す

※ 呼吸に合わせて、ゆっくりと体を動かしましょう。

この動きを、3~5回を目安に繰り返します。

余裕のある方は、右手で左手首を持ち、軽く引っ張るようにして上体を右側に倒してみましょう。側屈を深めることができます。

※ 上体を左側に倒すときは、左手で右手首を持ちます。

起床後の体に無理のない程度に、心地よい伸びと深い呼吸を取り入れてみてくださいね。

***

最後に…

筆者のSDGsアクション

  • いつもより1時間早起きをして、朝のヨガ・ストレッチを習慣化する
  • プラスチックごみを可能な限り出さないように意識する
  • 学んだことをシェア! 記事やSNSを通して、専門分野である運動・食などの有益な情報を共有する

SDGsアクションというと、どこか難しそうなイメージがありますが、実は知らず知らずに既におこなっているものもあります。

自分自身や身近な方の健康維持・促進も、そのひとつ。この連載では、これまでもさまざまな朝のストレッチを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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