レディース杯ゴルフ 桜井心那V 最少スコアの通算15アンダー

表彰式で松田正己大会会長(左)から優勝カップを受け取り、笑顔を見せる桜井心那=東児が丘マリンヒルズGC

 女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)最終日は18日、玉野市の東児が丘マリンヒルズGC(6360ヤード、パー72)で決勝ラウンドがあり、単独首位でスタートした18歳のルーキー桜井心那が通算15アンダー、201で初優勝を飾り、第13代女王に輝いた。

 ツアーの賞金ランキングトップを走る桜井は今季2勝目で、通算15アンダーは従来記録を1打更新する大会最少スコア。5打差の2位には篠原まりあ、小林夢果、宮田成華の3人が入った。

 この日は台風14号の影響で強い風が吹く中、2017人のギャラリーが来場。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに有観客(各日上限3千人)となった大会には3日間で計6577人が訪れ、若手の有望株による熱戦を堪能した。

 クラブハウスで行われた表彰式では、松田正己大会会長(山陽新聞社社長)が桜井に優勝カップと賞金540万円を贈り、「3年ぶりに観客を迎えた中、最少スコアでの優勝は記録と記憶に残る」とたたえた。

大会史上最少の通算15アンダーで第13代女王に輝いた桜井心那=東児が丘マリンヒルズGC
最終日、セカンドショットを放つ桜井心那=東児が丘マリンヒルズGC
山陽新聞レディースカップ決勝ラウンドの8番でパーパットを沈め、ファンの声援にこたえる桜井心那=東児が丘マリンヒルズGC

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