オミクロン対応コロナワクチン、福井県いつから 主流のBA.5にも一定の効果

新型コロナウイルスのワクチン接種

 新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新しいワクチンについて、福井県内での接種が9月23日、県の集団接種会場を皮切りに始まる。福井市も25日から新ワクチンによる集団接種を開始するなど、各市町でも順次行われる。

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 新ワクチンは、従来株とオミクロン株の「BA・1」の2種類の成分を含む「2価ワクチン」。現在主流の「BA・5」にも一定の効果が見込まれる。

 県の集団接種会場はエルパプラス(福井市大和田2丁目)。60歳以上や、基礎疾患など重症化リスクのある18歳以上の4回目接種に米モデルナ製の新ワクチンを使用する。3回目からの間隔は5カ月以上。

 優先者への接種が一定程度進んだ段階で、10月半ばまでには2回以上接種した12歳以上の全ての人に対象を広げる考え。

 接種日程は毎週金曜日の午後6~9時(定員100人)と、毎週土曜日の午前9時~正午、午後2~5時、同6~7時半(同計300人)。事前予約が必要で、ウェブ(「福井県 集団接種」で検索)と予約サポートセンター=電話0776(20)0798=で受け付ける。

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