9月18日午後、静岡県牧之原市で竜巻とみられる突風が吹き、物置が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。この影響で少なくとも2人が、軽いけがをしています。
消防によりますと、18日午後3時50分ごろ牧之原市大沢で、「物置が強風で飛ばされ、川に落ちた」と住民から消防に通報がありました。
また、その2分後にも、牧之原市波津の薬局の店員から「店の棚が強風で倒れて男性がけがをした」と通報が入りました。この店では、30代と20代の男性がそれぞれ、手と足に軽いけがをしたころが確認されています。
一方、牧之原市須々木では、バス停の標識が倒れ、近くの茶工場のガラスが割れているなどの情報が寄せられています。警察などが被害の詳しい状況などを確認しています。
気象庁は静岡県中部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられると発表、今後も竜巻などが発生する恐れがあるとして注意を呼び掛けています。