太田光、明石家さんまの引退撤回を振り返る「落ちていくところを見せてくれ」

18日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、明石家さんまの引退を引き留めたがために、余計にパワーアップしてしまったと振り返った。

番組では、「ここは赤坂応接間」のコーナーに村上ショージがゲストとして登場した。

その際、同番組にさんまがゲストとして出演したときの話となり太田が「だって本当は(さんまは)60(歳)で引退するって言ってたんだよ。この番組で来てくれたとき、『いや、それは勘弁してくれ』って頼みこんだら、それを聞いてくれたんだけど」と話した。

続けて太田は「まあ、60で引退されたら困る、寂しいからと思って、『そのうち落ちていくところを見せてくれ』って俺が言ったら、落ちやしね~じゃん!(笑) パワーアップしてくの、あれすごいね」と引き留めたせいでさらに活躍していると話したのだった。

この件に関しては、さんま自身も2017年に『Nスタ』(TBS系)に出演した際に、太田の言葉がきっかけで引退を撤回したと明かし、「みじめなところを見せようと、今続けているんです」と答えていたが、現状、みじめなところ見せるどころか、全く勢いが落ちる気配もないということで、村上は「『太田の一言で、もう一回やろうと思ったんや~』いうて。いや僕ら元々ね『辞める気ないやん…』って。嘘ですよ。60で辞める気あらへんや」とそもそも60歳引退宣言そのものを疑っていたと明かし、笑いを誘った。

ただ、引退宣言をして後輩から引き留められることは期待していたのではと村上は予想し、太田も「なんかきっかけを待ってたんでしょうね、あれきっと。あれ絶対、誰も止めなかったら、『おい! なんで止めへんのや』って言ってる(笑)」と、どのみち引退はしなかったのではと語った。

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