台風14号は、まもなく鹿児島県に上陸し、19日は中国地方を非常に強い勢力のまま通過する見込みです。県内では、広く暴風が吹き、また、かなりの大雨も予想されています。
【写真を見る】台風14号 広島県へは19日夕方から夜のはじめにかけて最接近へ 暴風・大雨に厳重警戒を
大型で非常に強い台風14号は、まもなく鹿児島県に上陸します。その後も、あまり勢力が衰えないまま19日、中国地方を進む見込みです。広島県は、19日未明には暴風域に入り、夕方から夜のはじめにかけて最も近づく見込みです。
場所によっては、瞬間的に40メートルを超えるような暴風が吹き荒れる予想となっています。
また、県内は大雨にも厳重な警戒が必要です。18日夜から19日にかけて発達した雨雲がかかり続け、特に県西部では、記録的な雨量となる恐れがあります。予想雨量は、19日夕方までの24時間で250ミリ、さらに20日夕方までの24時間に100から150ミリとなっています。
気象庁は、中国地方では「線状降水帯が発生する恐れがある」と発表。19日は、土砂災害や洪水の危険度が急速に高まる恐れがあります。
台風が接近して暴風が吹く中での避難は困難となります。土砂災害警戒区域など災害の危険か所にお住まいの方は早めの避難をお願いします。
