「神頼みをするだけ」シーズン真っ最中の台風接近に梨園も頭を抱える—静岡・掛川市

静岡県掛川市の梨園では、梨狩りシーズン真っ最中の台風接近に頭を悩ませています。

掛川市でおよそ8000個の梨を栽培している農園です。9月19日までの雨と風でおよそ300個が落ちてしまったといいます。

<大麓果実園 細野厚さん>

「なかなかこればっかりはね、9月の半ばにきてるし、実もできちゃってるし、なかなか難しいところですね」

今は、シーズンの真っ最中。18日と19日でおよそ40件の梨狩りの予約が入っていたものの、半分以上がキャンセルとなりました。さらに、来週末も多くの予約が入っていて、台風が来る前に先に収穫してしまうこともできません。

<大麓果実園 細野厚さん>

「できるだけ今度の週末ね、3連休になりますんで、その人のために梨がなっていてくれたらと思います。神頼みをするだけです」

このあとの気象状況に農園でも神経をとがらせています。

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