台風が温帯低気圧に変わっても引き続き厳重警戒を

台風14号は、きょう20日（火）午前9時に日本の東の海上で温帯低気圧に変わりました。
しかし広い範囲で風が強く、波の高い状態が続く予想です。また、きょうは関東から東北を中心に雨が降り、降り方の強まる所があるでしょう。
台風から温帯低気圧に変わっても、引き続き厳重な警戒が必要です。

きょうからあす21日（水）にかけて、西日本は日本海側ではくもりや雨の所があるでしょう。太平洋側は晴れる見込みです。
東日本から北日本は、きょうは関東から東北を中心に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうです。あすは東日本の太平洋側では雲の多い天気となりますが、その他の地域は晴れるでしょう。
沖縄や奄美は、あすにかけてくもりや雨となりそうです。
また、きょうは台風から変わった低気圧の影響が広い範囲で続きそうです。引き続き土砂災害などに厳重に警戒し、暴風や高波に警戒してください。

（気象予報士・原田 雅成）

画像について：20日午後9時の予想天気図。