見て振って刀剣への理解深めて 25日、瀬戸内で体験型イベント

イベントのチラシと、来場者に配られるスポンジ製の刀

 刀剣をテーマにした体験型イベント「長船真剣勝負」が25日、瀬戸内市長船町長船の慈眼院前の広場で初めて開催される。真剣の実演や刀の構え方のレクチャーなどを通して、刀剣への理解を深めてもらう。

 「日本刀の聖地」と称される長船町地区をPRしようと同市が企画。岡山戦国武将隊のメンバーらが岡山ゆかりの戦国武将などに扮(ふん)して甲冑(かっちゅう)姿で登場するほか、刀剣に関するクイズ、県内の古武道流派による甲冑を着けた真剣の実演もある。

 来場者にはスポンジ製の刀が配られ、構え方や振り方を教わり、甲冑姿の武将を相手に実践する体験もできる。

 運営を担う同市観光協会は「子どもも大人も楽しめるイベント。刀剣の素晴らしさを知ってほしい」としている。午後2時~4時。問い合わせは同協会(0869―34―9500)。

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