岡山城ちなんだグルメや土産紹介 11月再オープンへ特設サイト

岡山城にちなんだ「岡山城等品」を紹介するサイト

 岡山市が大規模改修を進めている岡山城(同市北区丸の内)のリニューアルオープンを11月3日に控え、市などでつくる「おかやま城下町物語実行委員会」は、岡山城にちなんだグルメ、土産品を紹介する特設サイトを公開した。市内19の飲食店やホテルが提供する32品を掲載し、機運の盛り上げを図っている。

 「岡山城」と「上等品」を組み合わせた造語「岡山城等品」として発信。城主の家紋をラテアートで施したカフェラテ(岡山国際ホテルほか)をはじめ、天守閣の黒い壁と屋根の金ぱく瓦から付いた異名「金烏城」をイメージし、3段の黒い折り箱にちらしずしなどを詰めた「烏城黄金ずし」(寿司割烹喜怒哀楽)、ダークラムやカカオを使用し黒みがかったカクテル(ANAクラウンプラザホテル岡山)などがある。

 おかやま観光コンベンション協会会員の飲食店などから募集した。特設サイトには岡山城のリニューアルサイトのバナーからアクセスでき、商品の写真とコメントを載せている。

 実行委は「市のシンボルが新しくなるめったにない機会。期待感を高めるとともに事業者はビジネスチャンスと捉え、商品の販売促進につなげてほしい」としている。

 実行委は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社で構成。今回のサイト以外にも動画を制作したり、ポスターを貼り出したりとあの手この手でリニューアルオープンをPRしている。

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